iTutor

目次
iTutor_HPキャプチャ
画像引用元:iTutor公式HP(https://itutor.jp/)

iTutorは、取込→編集→出力の3ステップでマニュアルを作成できるツールです。直感的な操作性で、初めて操作する人でも簡単にマニュアル作成が可能。テスト問題の作成やトレーニングコンテンツ作成にも対応しており、汎用性が高い点も魅力です。

ここでは、マニュアル作成ツール「iTutor」の特徴や導入事例、料金プランを調査しまとめました。

iTutorの特徴

iTutorの特徴や料金を示した図

マニュアル化したい操作をパソコンで行うだけでマニュアルを作成

「取込→編集→出力」の3ステップでマニュアルを作成できる点が特徴です。

「マニュアルにしたい操作」をパソコンで行うだけで、自動でスライド化。クリックやキーボード入力といった操作も、自動でテキスト化されます。また、撮影した動画を取り込んで、さまざまな編集を行うことも可能。編集後のプロジェクトデータは、Wordやパワーポイント、PDFなどさまざまなファイル形式に変換できるため、iTutorがインストールされていないパソコンでも共有できます。

パワーポイントライクで直感的に操作できるツール

直感的に操作できる点も特徴のひとつでしょう。

取り込んだスライドは、パワーポイント感覚で自由に編集が可能。既存の動画もスライドに取り込むことができ、新たな動画マニュアルも作成できます。過去の資産を無駄にせず活用できる点もポイントでしょう。

画面や操作性がパワーポイントライクで、初めてツールを利用する人でも直感的にマニュアル作成を行えます。

充実したテスト機能で教育や研修を効率的なものに

マニュアルだけでなく、さまざまなラーニングコンテンツを作成できる機能が搭載されている点も特徴です。

豊富な問題形式からテスト問題を作成したり、操作の疑似体験ができるトレーニングコンテンツを作成したりと、テスト機能が充実。また、豊富な既存動画データを利用して講義型の教育コンテンツも作成できるなど、多彩な教育環境を提供できます。スタッフの教育や研修を効率的に行えるようになるでしょう。

iTutorの導入事例

官公庁
マニュアル作成を効率化するとともに、統一感のあるマニュアルが作成できる
奥州市役所
導入前の課題
数多くのマニュアルの統一
  • 内部情報系システムの入れ替えに伴い、庁内で使用しているマニュアルを統一したいという要望があった
導入の決め手
直感的に操作できるUI
  • プレゼンテーションソフトに近い印象で、直感的に操作できる点がポイント。検討会議でも「使いやすそう」という意見が多かった
実感している効果
マニュアル作成を効率化
  • ツール導入によってマニュアル作成に要する時間を大幅に短縮できた
  • 統一感のあるマニュアルの作成につながっている
コールセンター
マニュアル作成・配布の負担を軽減し、業務の割り振りも可能に
株式会社TMJ
導入前の課題
マニュアル作成業務の負担を軽減したい
  • マニュアルの配布・研修に多くの手間と時間がとられていた
  • マニュアル作成業務が特定の社員に集中していた
導入の決め手
直感的な操作が可能な点
  • 直感的に操作ができること
  • 期待していた機能が提供されていたところ
実感している効果
簡単にわかりやすいマニュアルを作成
  • わかりやすいマニュアルの提供により、業務の割り振りが可能になった
  • 動画マニュアルを作成することで、業務の伝達もしやすくなった
官公庁
システム刷新に伴い業務効率化を目指す
奥州市役所
導入前の課題
システム入れ替えが課題に
  • 合併時に導入したシステムが入れ替え時期に差し掛かり、新しいマニュアルの作成という課題が浮かび上がってきた。
導入の決め手
使用感とUIで決定
  • 全国区の研修で配布された資料でツールを知り、実際の使用感やUIの良さから職員が使いやすいだろうと考え導入を決定。
実感している効果
定量・定性の両面から効果を実感
  • 以前のシステムに対応した74のマニュアルを作成する際にはおよそ270時間かかっていたものが、今回は80%以上の作業時間の短縮が見込まれた。また、誰が作っても統一感あるマニュアルができるようになったという効果も感じている。
サービス
早くて高品質なマニュアル作成が可能に
株式会社TMJ
導入前の課題
一部に負担が集中
  • コールセンターというマニュアルが重要な事業内容であり、これまでのマニュアル作りにおいては「作成できる人」に負担が集中してしまうという課題があった。
導入の決め手
直感的に「これだ」と感じた
  • 初めて見た時に「これだ」と強く感じ、実際に触ってみても直感的に使用できるソリューションであったことから導入を決定。
実感している効果
スタッフの変化にも貢献
  • マニュアル作成にかかっていた時間を大幅に削減できたことに加え、動画マニュアルを見せることでスタッフの苦手意識も軽減できている。結果として業務の幅を広げる事に繋がり、負担の分散も進められている。
サービス
社内のデジタル化を実現
確定拠出年⾦サービス株式会社
導入前の課題
デジタル化への移行が課題に
  • 紙媒体で仕事をすることが多かったため、デジタル化が進んでいないという課題があった。業務効率が悪く、ヒューマンエラーが多発するなどといった状況を改善することが必要だった。
導入の決め手
動画コンテンツの制作が可能
  • 教育資料の動画コンテンツを制作できるソフトやツールを探しており、そのニーズに合致していることから導入を決定。
実感している効果
中長期的な効果にも期待
  • 顧客向けの動画コンテンツを月に4~5本制作しており、今後は社内体制強化としてeラーニングのコンテンツなども制作予定。ストックしておくことで教育にヒューマンリソースをかけなくてよくなるため、中長期的な工数削減も期待。

導入事例のある業界

など

iTutorは、幅広い業界で導入され活用されているツールです。導入事例を見ると、マニュアルの作成や配布などに課題を抱えている企業や、これまであったマニュアルを刷新したいという要望を持っている企業などが多く見られます。また、導入の決め手は「直感的な作業が可能なUI」を挙げている企業が多く見られました。

以上の点から、「使いやすいマニュアル作成ツールを導入したい」「PCに詳しくなくてもスムーズに使えるツールを導入したい」といった希望を持っている企業は一度チェックしておきたいツールといえます。

iTutorは…
マニュアル作成やトレーニングコンテンツ作成など幅広く活用できるツール

取込→編集→出力の簡単3ステップでマニュアルをスピーディに作成できるツールです。「マニュアルにしたい操作」をパソコンで行うだけで、自動でスライド化。編集も簡単に行えます。テスト問題やトレーニングコンテンツも作成できるため、教育や研修にも活用できるでしょう。

このサイトは、マニュアルを作っても使われない・伝わらない状態を解決すべく、浸透するマニュアルが作れるおすすめのツールをまとめたサイトです。「問い合わせ対応」「ノウハウ共有」「新人の教育」の用途別に適したツールを紹介していますので、ぜひご覧ください。

iTutorの操作画面イメージ

iTutor_HPキャプチャ
画像引用元:iTutor公式HP(https://itutor.jp/about/)

初めて利用する人でも操作できる、直感的な操作性が魅力。操作はスライドごとに表示され、オブジェクトはパワーポイント感覚で編集できるので、誰でも簡単にわかりやすいマニュアルを作成できます。

iTutorの料金

Proエディション 990,000円~(税込)
Standardエディション 770,000円~(税込)
Documentエディション 418,000円~(税込)
Videoエディション 418,000円~(税込)
for Mac 605,000円~(税込)

プラン詳細

iTutorの費用

iTutorのライセンスは、オンライン認証、プライベート認証、クローズドネットワーク認証、アカウント認証の4種類があります。 各認証方式によって、利用環境や特徴が異なります。
iTutorの費用は、選択するプランやライセンスの種類によって異なります。

料金シミュレーション

月々の費用、月額費用などは直接お問い合わせください。

iTutorの機能

操作マニュアル

操作マニュアルや手順書を作成する際には、マニュアル化したい作業を実際に行うことで、iTutorがその操作内容をキャプチャします。解説も自動で入るため、手軽にマニュアルの作成を行えます。そのため、1画面づつキャプチャを保存し、貼り付けるといった作業が不要になり、大幅に手間を削減できます。

動画マニュアル作成

iTutorは動画機能も提供しています。静止画や文章のみでは伝えにくい内容も、PC上でさまざまな操作を動画で記録することによって、しっかりと理解してもらえます。さらに、ビデオやスマートフォンで撮影した動画を使用して手順書の作成も行えます。もちろん、動画の編集にも対応しています。

テスト機能

さまざまな問題形式からテスト問題を作成できるほか、擬似的に操作を体験できるトレーニングコンテンツの作成が可能です。既存の動画データを活用することで、講義型のeラーニングコンテンツの作成も行えます

こちらの機能を使用して作成した問題は、デモンストレーション、チュートリアル、練習、テストの4種類のモードにより学習者の操作習得をサポートします。また、scorm形式にも対応しており、LMSを使用している場合には、その環境にインポートすることもできます。

自動翻訳

iTutor_HPキャプチャ
画像引用元:iTutor公式HP(https://itutor.jp/about/function/)

iTutorで作成したコンテンツをワンクリックで翻訳できる機能も提供しています。翻訳可能な言語は27ヶ国語を用意。ドキュメントはもちろん、動画内のテロップや字幕の翻訳にも対応可能なので、外国人労働者向けのマニュアル作成を効率化できます。また、既存マニュアルについてはデータをiTutorにインポートした上で翻訳を行うことも可能です。

日本語→英語、英語→日本語といったように、双方向で翻訳を行えます。翻訳エンジンとしては、Google翻訳またはClaude(生成AI)から選択可能です。(自動翻訳機能はオプションとして提供されています)。

ブランクスライドの挿入

公式ホームページに機能の詳細がありませんでした。

Youtubeの挿入

公式ホームページに機能の詳細がありませんでした。

吹き出し追加

注釈をつけるために吹き出しを追加することが可能です。しっかりと確認してほしい、重要なポイントを強調できます

スライドの編集

取り込みを行った操作画面は、パワーポイントのスライドのようにさまざまな編集も行えます。例えば、注釈を挿入する、スポットライト、ズームなどの編集を行うことで、よりわかりやすい内容のマニュアルを作成できます。

ぼかし

マニュアルや資料で見せたくない部分や隠さなければならない部分にも、簡単な操作でぼかしをかけることができます

マウスクリック表示

公式ホームページに機能の詳細がありませんでした。

iTutorの運営会社情報

運営会社名 株式会社Blue Port
本社所在地 東京都中央区日本橋浜町2-42-9 浜町中央ビル3F
電話番号 03-6667-0505
公式HP iTutorサービスHP:https://itutor.jp/
運営会社公式HP:https://blue-port.co.jp/
【目的別】
マニュアル作成ツール
おすすめ3選

マニュアル関連でありがちな課題に沿って、目的別におすすめのマニュアル作成ツールをまとめました。ツール選定で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

社内の問い合わせを
減らしたい
COCOMITE(ココミテ)
問い合わせが減らない
問題を解決するツールは
COCOMITEココミテ

社員に使われるマニュアルで
問い合わせを生まない

あえてフォーマットを固定化し、誰が作っても体裁が揃うことで均一的な見やすさを実現!マニュアルの作り方研修等の豊富なサポートメニューで、利用者に使われるマニュアルができます
ナレッジ投稿を
活発にしたい
トースターチーム
ノウハウが集まってこない
問題を解決するツールは
トースターチーム

自発的なノウハウ共有
活発になる

投稿の作成で、投稿者にポイントが加算、ランキング形式で掲載する機能あり!組織への貢献度合いが可視化されることによって投稿意欲があがり、ナレッジ投稿が活性化されます
新人教育の
ばらつきを減らしたい
Teachme Biz(ティーチミービズ)
指導状況にバラつきがでる
問題を解決するツールは
Teachme Bizティーチミービズ

習得状況の管理で
指導漏れ防止を実現

動画マニュアルとeラーニング機能で指導の伝達漏れなし!育成コースを作成し、習得度の確認・進捗管理することで、習得状況のバラつきを起こしません
活用シーンで選べる

マニュアル作成ツール
おすすめ