Zendesk

目次
Zendesk_HPキャプチャ
画像引用元:Zendesk公式HP(https://www.zendesk.co.jp/)

Zendeskは、カスタマーサポートと顧客管理を効率的に行うクラウド型接客ツールです。さまざまなチャネルを構築し、顧客一人ひとりに合ったサポートを提供。拡張性が高い点も特徴で、簡単操作で必要な機能をすぐに追加できます。

ここでは、マニュアル作成ツール「Zendesk」の特徴や導入事例、料金プランを調査しまとめました。

Zendeskの特徴

Zendeskの特徴や料金を示した図

さまざまなチャネルを構築し個々に合ったサポートを提供

カスタマーサポートと顧客管理を効率的に行うためのクラウド型接客ツール。

顧客一人ひとりに合ったサポートを提供し、顧客対応を一元的に行える点が特徴です。たとえば、メッセージングやAIチャットボット、クラウド電話などを構築。さまざまなチャネルで対応できるため、顧客満足度の向上も期待できます。

顧客サポートやヘルプデスクの利便性を高めたい多くの企業で利用されています。

自社のニーズに合わせて必要な機能を追加できる

小規模なスタートアップ企業から大規模な企業まで、幅広い企業に対応できるよう設計されている点も特徴です。

ビジネスの成長に伴ってシステムを拡張し、チャネルを追加したり顧客データを自動で処理したりと、自社のニーズに合わせてカスタムすることが可能。豊富なAPIを提供しているため、より効率的で利便性の高いカスタマーサポートを実現できます。自社システムに合わせて拡張できる点は、導入の際において重要なポイントとなります。

多くの機能が搭載されており人件費や運用コストなどを削減できる

新しいソリューションの迅速な導入や、運用中の機能の追加を行うにあたり、コストを抑えられる点も特徴のひとつです。

Zendeskは、基本的なカスタマーサポートツールから、複雑な業務フローをサポートする機能まで、さまざまな機能が最初から組み込まれています。そのため、サポート担当者やほかのシステムを新たに導入する必要はなく、人件費や運用コストの大幅カットが期待できます。

Zendeskの導入事例

電気・ガス
カスタマーセンターの変革のためZendeskを導入
東京電力エナジーパートナー株式会社
導入前の課題
問合せ対応へのコスト削減
  • カスタマーセンターにおいて膨大な問合せへの対応で発生するコストの削減
  • 顧客向けFAQシステムが使いにくい状況だった
導入の決め手
クラウド上での稼働が可能
  • リモートワークの可能性も考え、クラウド上で稼働すること
  • 優れたAPI連携機能
実感している効果
スムーズな情報検索につながった
  • AIや音声認識などを取り込み、顧客やオペレーターに優れた体験を提供している
  • 情報検索における利便性の向上、FAQページの閲覧数も増加
通信
社内問合せの効率化とナレッジの蓄積を実現
株式会社NTTドコモ
導入前の課題
サポート体制の変革が必要だった
  • メールを軸とした従来のサポート体制からの脱却
  • 膨大な問い合わせに対応するため、他の業務に取りかかれない時間もあった
導入の決め手
問合せ窓口が一本化できる
  • 問い合わせ窓口を一本化し、チケット管理が可能
  • リモートアクセスに対応すると共に、セキュリティを担保できる
実感している効果
ナレッジ蓄積・活用につながった
  • 定型業務の自動化を進め、より重要な案件に注力可能に
  • ナレッジの蓄積と活用が本格化した
サービス業
ナレッジの蓄積と効率的な活用に繋がった
株式会社ディー・エヌ・エー
導入前の課題
社内ヘルプデスクの効率化
  • 各部署でヘルプデスクを設けていたものの問い合わせ先がわからずたらい回しになることがあった
  • 新たなヘルプデスクを立ち上げたものの、誰がどこまで対応しているかがわかりにくかった
導入の決め手
ナレッジベースの構築がしやすい
  • シンプルでわかりやすいUIと操作性の高さに加えて、ナレッジベースの構築がしやすい
  • チケットを詳細に管理可能
実感している効果
効率的なナレッジを活用
  • ナレッジ活用・問い合わせ対応が効率化し、エクスペリエンスが大幅に向上
  • それぞれの部署にてナレッジを蓄積し、共有される環境が確立された
教育
オンライン化により学生対応の質が向上
立命館大学
導入前の課題
学生への支援体制の構築
  • 各種申請手続きがデジタル化されていないことから、学生にとって不便な状況だった
  • 情報の切り分けや複数ツールをまたぐ問い合わせ管理が煩雑だったことからコミュニケーションコストが増大
導入の決め手
多様なニーズに対応可能
  • システム基盤は1つにも関わらず、インスタンスを部課ごとに分けることで多様なニーズに対応できる
  • 短期間での導入が可能だった点に加えて、チケット管理機能により問い合わせ管理まで行える、多言語対応が可能な点など
実感している効果
包括的な支援体制の構築
  • 学生に対する包括的な支援体制の構築に役立てられている
  • 必要な情報を複数の担当者間で容易に共有できるようになった
小売・リテール / EC / 通販
顧客対応時のストレスを軽減するとともに顧客満足度が向上
アダストリア
導入前の課題
紙ベースでの管理に限界を感じていた
  • ECサイトの成長に伴う問い合わせの増大に対し、顧客対応品質を維持する工数・労力が膨らむ一方だった
  • 問い合わせ対応の効率化に加えて属人化の解消が必要
導入の決め手
ニーズを満たせる標準機能
  • 顧客による自己解決の促進や蓄積したナレッジの有効活用など、ニーズを標準機能でほぼ実現できることが決め手に
実感している効果
顧客満足度の向上
  • 顧客・エージェントともに問い合わせ時のストレスが大きく軽減
  • 問い合わせ時間の短縮や自己解決力の向上などに伴い稼働時間の短縮とともに顧客満足度がアップ

導入事例のある業界

Zendeskは、さまざまな業界で導入・活用されているツールです。事例では、導入の決め手として「クラウドに対応していること」「セキュリティを担保できる点」といった点を挙げている企業が多く見られるため、リモートワークなどを想定している企業にも選ばれるツールといえます。

また、導入前の課題としては、マニュアルがあるものの情報がうまく見つけられないといった課題を抱えている事例が見られました。そのため、マニュアルや社内のノウハウを一元管理したいといった要望を持つ企業はぜひチェックしておきたいツールであると考えられます。

Zendeskは…
カスタマーサポートを効率化し顧客満足度を高める接客ツール

カスタマーサポートと顧客管理を効率化するクラウド型接客ツールです。チャットやクラウド電話など多様なチャネルを構築し、顧客一人ひとりに合ったサポートを提供。顧客満足度の向上に繋がります。拡張性が高いため、幅広い企業で利用できる点も特徴です。

このサイトは、マニュアルを作っても使われない・伝わらない状態を解決すべく、浸透するマニュアルが作れるおすすめのツールをまとめたサイトです。「問い合わせ対応」「ノウハウ共有」「新人の教育」の用途別に適したツールを紹介していますので、ぜひご覧ください。

Zendeskの操作画面イメージ

Zendesk_HPキャプチャ
画像引用元:Zendesk公式HP(https://www.zendesk.co.jp/)

新しいチャネルを追加する際にも、数回クリックするだけで連携できる簡単な操作性。拡張性が高いため、ほかのシステムにも接続しやすい点がポイントです。直感的な操作で使いやすいと、多くの企業から好評を得ています。

Zendeskの料金

Suite Team 1名あたり$55/月(税不明)
Suite Growth 1名あたり$89/月(税不明)
Suite Professional 1名あたり$115/月(税不明)
Suite Enterprise 要問合せ

プランの詳細

Zendesk の料金プランは、主に Support、 Suite、 アドオン の3つのカテゴリに分類されます。

Support プラン

プラン名 月額料金(年間契約) 月額料金(月間契約)
Support Team $19 $25
Suite Team $55 $69
Suite Professional $115 $149
Suite Enterprise $169 $219

備考
- 上記の価格はすべてエージェント1人あたりの料金です。
- 年間契約の場合、月額料金が 20%割引 されます。

Suite プラン

Suite プランは、Support Team の機能に加えて、以下のような機能が利用できます。

アドオン

Zendesk では、基本プランに加えて、アドオン を利用することで機能を拡張できます。主なアドオンは以下のとおりです。

備考
- アドオンの料金はすべてエージェント1人あたりの月額料金です。
- 一部のアドオンは、特定のプランでのみ利用可能です。

その他

料金シミュレーション

エージェント20人、Suite Teamで利用すると仮定した場合の料金シミュレーションは下記の通りです。

月額費用 $1,000(年払いの場合)
年間のトータル費用 $13,200(年払いの場合)

Zendeskの機能

メッセージング

メッセージング機能の利用によって、パーソナライズされた親しみの感じられる対話型体験を実現できます。こちらの機能により、それぞれの顧客が持つニーズに合わせたサービスを提供することが可能に。状況に合わせたタイムリーなやり取りを行うことで、顧客ロイヤリティの向上が期待できます。

AIと自動化

Zendeskでは、さまざまなやり取りにAIを活用できます。例えば顧客が増加した場合には問い合わせ件数も増加しますが、自動化を行うことによってスピーディーに解決に導けます。また、AIの活用によりワークフローを合理化すると、サポート担当者の負担を軽減できます。

ヘルプセンターの構築

ヘルプセンターソフトウェアやFAQシステムの構築によって、顧客はいつでもどこでも疑問を調べて解決できるといったように、自己解決力の向上につなげられます。Zendeskのヘルプセンターソフトウェアは、企業のナレッジの体系化が可能。サポート担当者・顧客双方に有用な情報の提供を行います。

AIエージェント

さまざまなチャネルで動作し、複雑な問題にも対応ができるAIエージェントを搭載。顧客のニーズに応じたサポートを提供し、さらにコストの削減も行いつつ顧客満足度の向上を目指せます。また、AIエージェントの導入により、24時間対応可能なサービスの提供も可能になります。

チケット管理

質の高いCXを提供する上で欠かせない、統合型チケット管理システムを提供。顧客から寄せられた問い合わせや要望、意見などについて1か所で管理可能になり、担当者のサポート業務を効率化可能です。また、さまざまなチャネルからきた問合せの見落としを防げます。

エージェントワークスペース

エージェントワークスペースとは、サポート担当者が顧客対応を行う画面を指しています。Zendeskのエージェントワークスペースは、担当者がとことん使いやすいように設計されている点がポイント。顧客から返信があった場合にはすぐに担当者に通知されるため、リアルタイムに対応ができます。

クラウド電話

パソコンから電話で顧客のサポートを行える機能です。

転送機能・自動機能

AIエージェントにより、電話の一次対応を行えます。複雑な問合せにも対応が可能で、必要に応じてサポート担当に転送を行うことができます。

プラットフォーム

それぞれのニーズに合わせて、Zendeskをカスタマイズできる機能です。エージェントワークスペースのカスタマイズにより効率化を図ることもできます。

インテグレーション

既存のシステムや外部のシステムを、Zendeskと連携できる機能です。Zendeskマーケットプレイスには、さまざまなアプリが用意されています。

Zendeskの運営会社情報

運営会社名 株式会社Zendesk
本社所在地 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン
電話番号 記載なし
公式HP ZendeskサービスHP:https://www.zendesk.co.jp/
運営会社公式HP:https://www.zendesk.co.jp/
【目的別】
マニュアル作成ツール
おすすめ3選

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