Runbookは、シンプルな操作でワークフローのように高度なマニュアルを作成できるツールです。
ここでは、マニュアル作成ツール「Runbook」の特徴や導入事例、料金プランを調査しまとめました。
Runbookは分かりやすいユーザーインターフェース(UI)を採用しており、簡単な操作でマニュアルを作成できます。ページの作成・編集画面はシンプルで、アイコンを選ぶだけでテキストを装飾したり画像を挿入したりできるのが特徴。直感的に使えることを意識したUIになっているため、高度な知識や専門的な操作は必要ありません。
一方、条件分岐機能を利用すればワークフローマニュアルを作ることも可能。ユーザーが選択した内容によって表示されるコンテンツが変わるため、部署や部門別にマニュアルをまとめることもできます。また、ケース別に作業手順や対処法をまとめたい時にも適した機能といえるでしょう。
Runbookは、さまざまな情報を一括管理できる機能を搭載しています。マニュアルはカテゴリーやフォルダーで整理できるため、用途や部門・部署ごとに分けて管理することも可能です。社内にマニュアルが散在している場合でも、Runbookで集約できるうえ、マニュアルのフォーマットも統一できます。
また、作成したマニュアルの公開範囲を細かく設定できるのもメリット。ログイン中のユーザーのみ閲覧できるようにするなど、アクセス権限を柔軟に変更可能ため、組織の状況やニーズに合わせたマニュアルの運用も実現可能です。
Runbookは、社内向けのマニュアルだけでなく、社外向けのヘルプサイトを構築したい時にも適しています。同ツールは、マニュアルを誰でも閲覧できる設定に変更可能です。そのため、取引先や顧客向けに作成したコンテンツを公開することもできます。
また、デザインを自由にカスタマイズできるほか、独自ドメインを設定できるのもポイント。自社商品・サービスのマニュアルやヘルプサイトが必要な時でも、Runbookを利用すれば簡単に構築できます。
Runbookでは、さまざまな用途に利用できるフォーム機能も用意しています。マニュアルにフォームを組み込めるため、点検や調査などの作業報告に使うことも可能。ワークフローマニュアルと作業報告フォームを組み合わせれば、業務効率を高められる可能性があります。
公式HPに導入事例の掲載がありませんでした。
Runbookは、条件分岐を用いた手順書の作成が可能である点が特徴です。そのため、社員向けのマニュアルのうち、部署や業務内容によって内容を分けたものをパターン別に作成する必要がある場合におすすめのツールといえます。また、シンプルなユーザーインターフェースを備えていることから、業種や職種を問わず活用できる点がポイント。直感的にマニュアルを作成できるツールを探している・導入したいと考えている企業はチェックしておきたいツールです。
RunbookはUIがシンプルで、PCやツールに慣れていない方でも簡単にマニュアルを作成できるように設計されています。また、条件分岐機能を搭載しているため、ケース別マニュアルやワークフローマニュアルを作成できるのもメリット。マニュアルの公開範囲も柔軟に設定可能です。
このサイトは、マニュアルを作っても使われない・伝わらない状態を解決すべく、浸透するマニュアルが作れるおすすめのツールをまとめたサイトです。「問い合わせ対応」「ノウハウ共有」「新人の教育」の用途別に適したツールを紹介していますので、ぜひご覧ください。
Runbookのエディターの操作画面イメージです。Runbookのエディター画面は構成がシンプルで、直感的にマニュアルを作成することが可能。各種機能もまとまっており、アイコンをクリックするだけで機能を呼び出せます。
スターター | 月4,400円(税込) |
---|---|
スタンダード | 月19,800円(税込) |
プレミアム | 月66,000円(税込) |
エンタープライズ | 要問い合わせ |
プラン名 | 費用 ※月払い |
費用 ※年払い |
ユーザー数 | 閲覧専用 ユーザー数 |
追加ユーザー | ストレージ |
---|---|---|---|---|---|---|
スターター | 4,400円 | 50,160円 | 5 | 0 | 1ユーザー880円/月 ※年払いは10,032円 |
20GB |
スタンダード | 19,800円 | 225,720円 | 20 | 200 | 1ユーザー880円/月 ※年払いは10,032円 |
100GB |
プレミアム | 66,000円 | 754,200円 | 50 | 1,000 | 1ユーザー1,320円/月 ※年払いは15,048円 |
300GB |
エンタープライズ | 要問合せ | 要問合せ | 300 | 無制限 | 1ユーザー1,320円/月 ※年払いは15,048円 |
300GB |
スタンダードプラン・20ユーザーで使用する。と想定した場合の料金シミュレーションは下記の通りです。
月額費用 | 19,800円 |
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年間のトータル費用 | 225,720円 |
画像やPDF、地図、スライドなど多彩なコンテンツを使用したマニュアルの作成が可能です。スマートフォンやタブレットの表示にも対応しており、必要な文書にスピーディーにアクセスできる点もポイントです。
例えば、作業を担当する人の属性や、その時の条件などによって表示する説明を変化させられる機能です。こちらの機能を使用することによって、これまで「読むだけ」だったマニュアルをインタラクティブな業務ツールに変えられます。
カテゴリー機能を活用することによって、記事をカテゴリーごとに分類できます。また、ひとつの記事に対して複数のカテゴリを割り当てることも可能。ドキュメント形式のブックで記事が大量にあるケースについては、カテゴリーでの記事分類がおすすめです。
フォルダーを作成できる機能です。ひとつのフォルダーに入れられる記事は100まで、フォルダー数はブックあたり100、フォルダーの階層は2階層までとなっています。
記事へのファイル添付機能も用意しています。Runbookでは4種類のプランが提供されており、いずれのプランもファイル添付機能に対応していますが、スタータープランの場合は画像のみの添付に対応しています。
マニュアルや手順書の中にフォームを埋め込めるため、利用者は迷わずにフォームを利用可能です。こちらの機能を活用することにより、社内向けのヘルプデスクやオンライン申請なども作成ができます。
マニュアルの変更履歴を残せます。もし誰かが誤って更新してしまったケースでも、すぐに元の版に戻すこともできます。また、どれが最新版なのかわからなくなってしまうこともありません。
外部公開したワークスペースについて、独自ドメインにて運用が可能です。独自ドメインの使用により、自社が所有するサイトである、という点を明示できることに加えて、なりすましを防ぐこともできます。
ヘッダーのロゴ画像やロゴリンク先、ヘッダーに表示するメニュー(リンク)、ポータル画面のタイトル、ポータル画面のカバー画像といった基本的なデザインのカスタマイズが行えます。製品や企業、サービスのブランドに合った色使いやロゴを使用することで、統一感を持たせられます。
作成したマニュアルごとに公開する範囲を設定できます。例えば、社内のマニュアルや手順書を作成する他に、社外向けのヘルプサイトなどにも活用可能。ログインユーザーのみが閲覧できる設定や、誰でも閲覧できる設定といったように、アクセス権を自由に切り替えられます。
kintoneアプリ内に、業務のためのマニュアルやガイドの表示が可能です。こちらの機能を使用すると、一部のユーザーにはRunbookのマニュアル画面から操作を行い、その内容をkintoneやその他のクラウドサービスへのデータ連携が可能となります。また、Runbookのゲストユーザーを利用することでコストも抑えられます。
SAMLによるシングルサインオンにも対応しています。SAMLによる認証を設定した場合には、社内のIdPに登録されているユーザーアカウントによってRunbookにシングルサインオンできるようになります。
Runbookではユーザーの誰かが誤ってマニュアルを変更してしまった場合でも、すぐに元に戻せるよう、変更履歴を追跡できる機能を搭載しています。
※その他クラウドサービスとの連携も可能。要問合せ。
運営会社名 | クローバ株式会社 |
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本社所在地 | 神奈川県川崎市幸区小向仲野町2-15 |
電話番号 | 050-3134-4242 ※Runbookでは電話での問い合わせ・サポートには対応していません。 |
公式HP | RunbookサービスHP:https://www.runbook.jp/ 運営会社公式HP:https://company.qloba.com/ |
マニュアル関連でありがちな課題に沿って、目的別におすすめのマニュアル作成ツールをまとめました。ツール選定で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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