LOGOSWARE Spotty

目次
LOGOSWARE Spotty_HPキャプチャ
画像引用元:LOGOSWARE Spotty公式HP(https://spotty.logosware.com/)

LOGOSWARE Spottyは、問題集・テストの作成や配信ができるツールで、社内向けのeラーニングシステムを構築可能です。

ここでは、マニュアル作成ツール「LOGOSWARE Spotty」の特徴や導入事例、料金プランを調査しまとめました。

LOGOSWARE Spottyの特徴

LOGOSWARE Spottyの特徴や料金を示した図

さまざまな問題集・テストの作成が可能

LOGOSWARE Spottyは、さまざまな問題集・テストの作成に対応したツールです。無料提供の資格対策問題集を利用できるほか、オリジナルのコンテンツを用いたテストや問題集を作成できます

選べる出題形式は豊富で、2択や4択、テキスト入力問題などを作成可能。オリジナル教材の作成も簡単で、エディターから簡単にコンテンツを作成・編集できます。また、画像や動画を用いたコンテンツの作成にも対応しています。

直感的な操作で配信・管理できる

LOGOSWARE Spottyはテストや問題集の配信も簡単です。ツールはシンプルなUIが採用されており、直感的に操作できるのがメリット。コンテンツを登録して配信先を選び、配信期間とメッセージを設定するだけで問題集などを配信できます。

また、テストや問題集の進捗状況も一目でチェック可能。未受講者に催促したり、不合格者に個別にフォローしたりできる通知機能も用意されています。

コスト削減につながる「スリープモード」

LOGOSWARE Spottyでは、サービスの契約を維持しながら、利用しない月の料金を割引するスリープモードを提供しています。スリープモードは従量課金制プランが対象で、適用するとコンテンツの閲覧が不可能になるものの、月額料金を10分の1程度にできるのがメリット。サービスの契約を維持しつつ、必要な時だけ使いたい時に便利です。

※参照元:LOGOSWARE Spotty公式HP(https://spotty.logosware.com/

LOGOSWARE Spottyの導入事例

情報・システム
独自試験のオンライン化をスムーズに行えた
株式会社京葉情報システム
導入前の課題
試験のオンライン化が急務
  • 採用試験として独自の適正テストをペーパーテストにて行ってきたが、コロナ禍の影響によって試験のオンライン化が必要となった
導入の決め手
迷わず操作できるUIが決め手
  • システムの導入にあたり、複数社の比較・検討を行った結果、受験者が迷わず使用できるUIを採用しているSpottyを導入した
実感している効果
スムーズな導入を実現
  • 試験のオンライン化が急務だったが、問い合わせからおよそ1ヶ月で運用を開始できるほど簡単に導入ができた
保険
資格取得率向上のためプッシュ通信で試験対策問題を配信
第一生命保険株式会社
導入前の課題
資格取得率向上につながる学習ツールが必要
  • FP資格取得率がなかなか伸びないという課題があったため、取得率の向上につながる学習ツールを本社から提供したいと考えていた
導入の決め手
学習を促せるプッシュ通信の有無が決め手
  • 本人任せにすると学習が難しい試験であることから、試験問題を配信する学習ツールの中で「プッシュ通信」に対応していたSpottyを導入
実感している効果
利用者と非利用者の合格率に差が出た
  • Spottyの利用者と非利用者の合格率に、およそ20%の差が出ており、受講者からは「毎日繰り返し学習できてよかった」とのコメントが寄せられている
金融
eラーニングで運用工数削減
あおぞら証券株式会社
導入前の課題
研修のために導入
  • 主として銀行グループに必要なコンプライアンス研修のためのソリューションとして導入を検討。その他にもコンプライアンスの誓約書・確認書徴求、従業員アンケートなどにも活用している。
導入の決め手
手頃な価格が決め手
  • システムベンダーから複数のソリューションについて提案・案内を受けたものの、いずれも高額だった。Spottyは低価格で自由な運用ができるため、継続して活用できている。
実感している効果
高い受講率を実現
  • 未受講者に対しても督促メールを出すことができるため、高い受講率が維持できている。また、受講者に解説を送るなどといったテスト後のフォローも可能に。研修のためのテスト以外にもアンケートや誓約書などにも応用が可能。
保険
アプリで問題を配信
第一生命保険株式会社
導入前の課題
学習支援が必要
  • 営業員に対してFPの資格取得を推奨しており、学習サポートのためのコンテンツ配信が必要に。学習システムのほか、テスト現行のeラーニング化や運用支援によりスポット学習の運用をトータルサポート。
導入の決め手
プッシュ通知が決め手
  • これまでなかなか取得率が伸びず打つ手に悩んでおり、本人任せの学習が難しい試験である事から「プッシュ通知」機能を必須としていた。文章を自由に設定できることもあり、このソリューションを選定。
実感している効果
利用・非利用に大きな差が
  • FP試験を受験したもののうち、利用者と非利用者に分けて合格率を集計。結果としては利用者の方が20%程度も合格率が高く、毎日繰り返し学習できてよかったとの声が上がっている。
IT
オンラインの新卒試験に活用
株式会社京葉情報システム
導入前の課題
オンライン化が急務に
  • これまで採用試験の一つとして適性テストを作成・実施していたが、コロナ禍で集まることが難しくなりオンライン化が急務になっていた。
導入の決め手
迷わず操作できるUI
  • システムの導入にあたっては複数社の製品を比較・検討しており、受験者である学生が迷わず使用できる画面・UIであったことから最終的に導入を決定。
実感している効果
素早く運用を開始
  • 自社でのシステム開発を行う場合には3月からの採用活動に間に合わない想定になっていたものの、Spottyは問い合わせから約1か月での運用開始とスピーディーな導入を実現。

導入事例のある業界

さまざまな分野での導入が行われていますが、問題集やテストの作成・配信ができるツールであることから、資格試験対策や社員の学習の促進、テストの実施など目的として導入し、活用している例が挙げられています。テストコンテンツの作成にも対応しているため、社員が自身で学習を進められるツールを導入したいと考えている企業などはチェックしたいツールといえます。

LOGOSWARE Spottyは…
テストや問題集を簡単に作成・配信できる

LOGOSWARE Spottyは、社内向けのテストや問題集を作成・配信したい時に便利なツールです。テストは無料のものを利用できるほか、オリジナル教材も作成できます。また、スリープモードを利用すれば、使わない月の料金を抑えられます(従量課金制のみ)。

このサイトは、マニュアルを作っても使われない・伝わらない状態を解決すべく、浸透するマニュアルが作れるおすすめのツールをまとめたサイトです。「問い合わせ対応」「ノウハウ共有」「新人の教育」の用途別に適したツールを紹介していますので、ぜひご覧ください。

LOGOSWARE Spottyの操作画面イメージ

LOGOSWARE Spotty_HPキャプチャ
画像引用元:LOGOSWARE Spotty公式HP(https://spotty.logosware.com/products/feature_details/)

LOGOSWARE Spottyの操作画面イメージです。同ツールはUIがシンプルで、テストや問題集を簡単に作成できます。また、出題方式や出題順、制限時間なども細かく設定可能です。

LOGOSWARE Spotty_HPキャプチャ
画像引用元:LOGOSWARE Spotty公式HP(https://spotty.logosware.com/products/feature_details/)

音声や動画と同期させた、STORM形式のスライド型教材を配信できます(別売のコンテンツ作成ソフトが必要です)。

LOGOSWARE Spottyの操作画面イメージです。同ツールはUIがシンプルで、テストや問題集を簡単に作成できます。また、出題方式や出題順、制限時間なども細かく設定可能です。

LOGOSWARE Spottyの料金

従量課金制 月6,380円(税込)+従量課金(利用分)
月額定額制 月12,980円(税込)〜

プランの詳細:従量課金 スタンダードセット

タイプ名 利用可能人数 初期費用 月額 従量料金
1ユーザーあたり
タイプA ~500人 0円 6,380円 187円
タイプB ~1,000人 0円 39,380円 121円
タイプC 1,000人以上 0円 102,960円 60円
※1円未満切り上げで計算

プランの詳細:従量課金 容量増大セット

タイプ名 利用可能人数 初期費用 月額 従量料金
1ユーザーあたり
タイプA ~500人 0円 9,570円 286円
タイプB ~1,000人 0円 59,070円 187円
タイプC 1,000人以上 0円 154,440円 91円
※1円未満切り上げで計算

プランの詳細:月額定額制 スタンダードセット

タイプ名 ID数 初期費用 月額
タイプ100 100 0円 12,980円
タイプ300 300 0円 31,680円
タイプ600 600 0円 52,800円
タイプ1,000 1,000 0円 72,600円
タイプ3,000 3,000 0円 129,360円
タイプ6,000 6,000 0円 198,000円
タイプ10,000 10,000 0円 303,600円
タイプ30,000 30,000 0円 831,600円

プランの詳細:月額固定制 容量増大セット

タイプ名 ID数 初期費用 月額
タイプ100 100 0円 19,470円
タイプ300 300 0円 47,520円
タイプ600 600 0円 79,200円
タイプ1,000 1,000 0円 108,900円
タイプ3,000 3,000 0円 194,040円
タイプ6,000 6,000 0円 279,000円
タイプ10,000 10,000 0円 455,400円
タイプ30,000 30,000 0円 1,247,400円

料金シミュレーション

20アカウント、従量課金製・スタンダードセット(タイプA)で利用する場合の料金シミュレーションは下記の通りです。

月額費用 10,120円
年間のトータル費用 121,440円

LOGOSWARE Spottyの機能

組織の設定管理

組織を階層構造で登録可能なので、実際の会社組織に合わせた運用を行えます。管理者は「本部社員(組織全体の管理者)」と、「部署・店舗マネージャ(組織別の管理者)」の2種類が用意されています。そのうち、本部社員は部署や店舗などの組織に加え、その組織を担当するマネージャーの設定・管理を行えます。

認証コード共有・申請の承認

利用申請用のQRコードは組織別に自動生成されます。生成されたQRコードはメールやLINE等を用いて簡単に共有が可能。部署・店舗マネージャは利用申請に対して承認を行うことができます

CSV一括管理

本部社員は、CSVデータのインポートを行うことによって組織情報や組織に属している社員の情報を一括登録することができます。さらに、情報をCSV形式で書き出すことも可能です。

資格対策問題集の利用

ロゴスウェアにて独自に作成された「資格試験問題集」を無料で利用できる機能です。2023年末よりITパスポートの問題集が提供されている点に加えて、2024年7月からFP技能検定対策の問題集が無料で提供されているため、ニーズに応じて活用可能です。過去問題の繰り返し学習などが行えます。

テストコンテンツ作成

付属のソフト「THiNQ Xe」を利用して、正誤問題や択一選択問題などのWebテストを作成できる機能です。テストコンテンツには、動画や画像の挿入、解説文の挿入、制限時間を設定する、選択肢をシャッフルするといった機能も用意されています。

作業手順コンテンツ作成

ステップ型の手順書を作成・配信する機能も提供されています。こちらの機能は、動画や画像付きの作業手順コンテンツの作成と配信に対応。コンテンツの表紙とタイトルを作成した後、スマートフォンで必要な動画や画像を撮影して説明文を入力することで、わかりやすい作業手順書ができあがります。

コンテンツ配信

試験目的のテストを配信できる機能です。テスト点数については、初回の結果のみの記録ができます。また、合否判定も結果一覧にて確認可能です。

習得チェック

学習を目的としたコンテンツの配信も行えます。こちらの機能は試験とは異なるため、何回も繰り返してテストを受験することが可能。結果一覧には、過去に獲得した最高得点が記録されます。

アンケート

LOGOSWARE Spotty公式HP
画像引用元:LOGOSWARE Spotty公式HP(https://www.manual-rakuguide.com/list/logosware-spotty.html)

アンケートの配信を行える機能です。アンケート形式は、選択型や記述式からニーズにより選べます。

複数コンテンツの一括配信

例えば「ドキュメント」に合わせてその理解度を確認するための「テストコンテンツ」を同時に配信する、といったように1回の配信で複数コンテンツをまとめて配信することもできます。

配信期間設定

それぞれのコンテンツの配信日時と配信終了日を設定できる機能です。この機能を活用することで、コンテンツを前日のうちに登録完了させておき、翌朝に配信するといった使い方ができるほか、「○月○日までに閲覧を完了させる」といった形で期限付きの配信を行えます。

配信先組織の選択

本部社員にてコンテンツの一斉送信ができることに加えて、コンテンツを配信する組織を任意で選択可能です。こちらの機能により、特定の部署にのみ配信するといった使い方にも対応しています。

閲覧率・状況の確認

本部社員は部署(店舗)ごとの閲覧率の確認が可能です。さらに、部署(店舗)マネージャーの場合は自分が担当している組織と直下の下部組織の閲覧率を確認できます。また、配信情報ごとの閲覧状況の確認も可能。ひとりひとりのスタッフの状況が一覧で表示されるため、簡単に状況の確認を行えます。

督促メールの配信

ひとりひとりの状況を確認し、未受講者や不合格者がいた場合、フォローメールの配信を行える機能です。それぞれのスタッフをしっかりとフォローし、受講率や合格率を向上させることができます。

結果レポート出力

部署・店舗それぞれの閲覧率や、個人の閲覧率、試験結果といったデータをレポートの形で出力できる機能です。

QRコードでの利用申請

社員が利用できる機能です。利用を開始したい時にはモバイルでQRコードを作成して利用申請を行うことができます。申請後、管理者が承認を行うとSpotty閲覧者として登録されるため、配信情報の閲覧を開始できます。

多言語対応

マイページとアプリの表現言語(2025年3月時点では英語のみ)について、社員が各自で変更することができます。こちらの機能により、海外の社員ともスムーズにやり取りを行えるようになります。

コンテンツ・アーカイブ閲覧

モバイル端末・パソコンを用いて閲覧が可能です。また新着コンテンツの情報は、専用モバイルアプリと個人のEメールに送信ができます。さらに、配信期限が過ぎたものは自動的にアーカイブに移動させる機能も用意されています。アーカイブに移動された内容は、過去コンテンツとしていつでも閲覧可能です。

LOGOSWARE Spottyのセキュリティ対策

充実したセキュリティ機能を持つLOGOSWARE Spotty。ユーザー認証・パスワード管理による不正ログイン防止はもちろん、データ・通信の暗号化、コンテンツやデータのバックアップなどが挙げられます。

また、脆弱性や冗長性への対策として、定期的なメンテナンスを行なっているほか、災害が起こってもできる限り早く復旧できるよう、システムを整えています。

LOGOSWARE Spottyの連携できる主なサービス

LOGOSWARE Spotty公式サイトでは、連携できるシステムについて記載されていませんでした。

LOGOSWARE Spottyの運営会社情報

運営会社名 ロゴスウェア株式会社
本社所在地 茨城県つくば市研究学園5-20-2 つくばシティア・モアビル5F
電話番号 03-5818-8011
公式HP LOGOSWARE SpottyサービスHP:https://spotty.logosware.com/
運営会社公式HP:https://www.logosware.com/
【目的別】
マニュアル作成ツール
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